錫杖岳 見張り塔からずっと


2007年9月22日〜24日
日置(記録)・坂地


 9月22日(金)晩発で錫杖「見張り塔から、ず〜と」へ行って来ました。前記通りテント運搬・車運転坂地さん・・・と、私に取っては「おんぶに、抱っこ」山行でした。有り難うございました。お礼申し上げます。〈感想〉はネットで読む報告とほぼ同じです。1〜5Pまでは、何処でも登れますが、ランニングが取り辛く、坂地さんは真面目に?ハーケン打って居ましたが私は出来るだけ、立ち木を利用して(省エネ)作戦???で・・・。中央稜を越すと、この写真「大洞穴」が見えて来ます。事前の写真からは洞穴ハングは3〜5mかと想像して居ましたがその3〜4倍は有りました・・・!。洞穴下で大休止。が・・ブヨが何百匹も顔を狙いに来、払い退けるのに一苦労。壁は濡れ濡れ!。フレンズセットするのも、滑ってこわ〜い・・!確かに核心部だあ〜??。コワイので立ち木までに3〜4本も取った。よって前進にフレンズ不足と成り、立ち木で切って回収後クラックヘ進む。次のピッチも核心。ここは坂地さんが「フリークライマー」の実力発揮で登る。オールNP、落ちなければ問題無い〈当り前だ〜〉、が・・・落ちたら、次々に外れるのでは無いか?と心配・・。しかし坂地さんに取っては簡単過ぎた?様です。その次は草付きのいやらしいピッチ、最終は5.7と有るが結構疲れて居て、快適と言うよりは、「しんどかった〜!」。頂上は確保して居ないとコワ〜イ!位。秋の夕暮れは早い、下山に掛かる。赤テープの表示に沿って進んだが「間違って居た」。しかしこの時点では「テープ印」は有るし、日暮れの方が心配で地図と磁石は見なかった。2人共、南に向かって居ると思って居た。ルンゼをどんどん下がり日没。更にヘッドランプで下降し、一休み「磁石を見て驚いた」。谷が反対(西)に向かって流れて居る?!?!。仕方ない観念?して「ビバーク決定」。夜は寒かった!。それより濡れた足が冷たかった〜!。次の日は昨日の下山路を登り返し・・。しかし昨日の下降路が見出せない。ルンゼは大半が背丈程度の笹、笹薮を人が2人が通った位では痕跡、全く残らない・・・!。遭難でもしたら2度と戻れない??。結果はナゼカ??北と南を180度間違えて居たミタイ??。北尾根近辺に広がる岩場群も錫杖と同等か、それ以上と感じながら下降・・・。お陰様で皆さん見た事が無い?「北岩場」も、十二分に堪能?=見るだけ=して来ました〜。





(日置)



錫杖岳 見張り塔からずっと

2007年9月22日〜24日
日置・坂地(記録)

 日置さんにとっては、7月の3連休が雨で計画中止になったためのリベンジ、僕にとっては8月にニセの大洞穴を登ったために敗退したリベンジ。今回は絶対に登るぞ!

 中央稜のブッシュ下までは前回どおり。簡単なのでロープ一杯伸ばして、立木やカムを噛ますのに適当なリスもなければハーケンで終了点を作る。ここから、8月に来たときは右へ右へと登っていきニセの大洞穴にたどり着いて失敗しているので、今回はまっすぐに登る。前回遠く感じた「大洞穴」が、1,2分も登れば見えた。どおりで誰も間違わないはずだ。大洞穴の下はブヨが群がってきて一叩き多ければ5匹捕まえられる。2人で何百匹殺しただろう。こんなことをしているから下山が遅くなってしまったのだ。
 大洞穴の登りで、頑張ったがどうしてもカムが抜けずテンションをかけてしまった。





 しかし、今回の最大の核心は岩ではなくヤブだった。下山中、小さな枝尾根を越えたのを、主稜線を越えたと勘違いして反対側の谷を降りてしまい、その日は谷のそばのブッシュの中でビバーク。次の日は延々と背丈を超えるヤブをかき分けて帰ってきた。ヤブ漕ぎ大好きの僕にはたまらない1日だった。(ヤブ漕ぎ嫌いの日置さんには、逆の意味でたまらない1日だっただろう)

 快適に過ごせるようにと苦労して持ち上げたテントは、テン場到着の日に数時間の仮眠に使われただけで、テントに帰ってくるとすぐたたまれてしまった。もちろんこの日登る予定だった1ルンゼは、次回の宿題になりました。


(坂地)